藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

生活習慣との闘い(2)

*[酒]呑まれずに付き合う。

昨日アルコール依存について書いたけれど、確かに「どんどん深酒に向かう」というのは体の負担がどんどんかかり過ぎて、破綻に向かっているのに違いない。

自分が思うには「アルコール摂取そのもの」が目的になっている状態と、

それとは違い「アルコールをある程度摂取しながら、いろんな過ごし方をしたい」

というあたりが、そもそも違うのではないかと思っている。

ともかくひたすら「飲む飲む飲む」というのは、確かに体に負担がかかり、そのうち日常の生活にも影響が出てくるだろう。

薬物中毒と同義なのだと思う。

 

一方「ほろ酔いしながら『何かをしたい』」というのが、ある種の酒飲みの目的なのではないだろうか。 

ほろ酔いながらも、仕事のことを考えたり、飲み仲間の相談に乗ってみたり、そんな「決して不真面目ではない時間」を過ごしたい酒飲みも多い気がする。

 

アルコール以外の薬物についても、まだまだ知見が揃っていないところがあるが、「適正な酔いかた」については、もう少し議論が深まる必要があるだろう。

「酒に呑まれず」。

けれど「程よい付き合い方」については今一つ研究が進めばいいと思う。

 

ただ「アル中化」を怖がるだけではなく、きちんとアルコールと付き合う方法を見出すのも現代の知恵なのではないだろうか。

くれぐれも、程よく呑みましょう。