藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ミスの料理法。

で近隣の大手ピザチェーン数社からローテーションしながら注文している。
たかが宅配ピザ、といってもそこには「会社の姿勢」というのが色濃く反映されている。


某Hチェーンは、中国人が電話口に出て、かなり練習したであろう苗字や住所地の名前や、メニュー商品の名前などを捲し立てる。
また、会社から厳しく言われているのだろう、「ご一緒にドリンクはいかがですか」とか「今○○が新発売です!いかがですか?」と必ず付け加える。
まあピザの注文は結局は味のよいところ、という観点が一番だが、いちいちお定まりの「いいえ、結構です」というのを必ず言わされるのも疎ましいものだ。



それはともかく。

品質の徹底


結局なぜか、という決定的な要因があったわけでもなく、某Dチェーンに頼むことが多くなる。
第一にはクーポン券。
毎回毎回、15%引きの割引券がつく。使用期限は大体一か月。


第二に遅刻クーポン。
注文から30分以内に届かないと500円のさらに割引ができる。
そこまで律儀に、と思うが「今回も、30分を2分ほど過ぎてしまいまして」と丁寧である。
断るのも悪いので、いただく。
そして必ず「ピザの味に問題がありましたらお電話ください」とも必ず言う。
もちろん電話はしないが。


そして先週。
いつもは30分と待たずに、早ければ20分くらいで来るピザが。
一時間経っても来ない。
「事故でもしたか?」と心配になるくらい。
でピンポーン。
「た、大変おそくなってすみません!……お詫びにこのクーポンを」


とまあそんなことがあった。

わび状とクーポン


そんなことがあった日から、三日後に一通の封書。

平素は○ミノ・ピザをご愛顧賜り、厚くお礼申し上げます。


先日は、せっかく○ミノ・ピザにご注文いただいたにも関わらず、お届が大幅に遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
ご利用のお客さまに、ご迷惑をお掛けしたことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社と致しましては、今後このような事が発生しないよう、再発防止に万全を期してまいりますので、なにとぞご理解賜りますようお願い申しい上げます。
今回ご迷惑をお掛けしたお客様には、お詫びの気持ちとして、ドミノ・ピザ各店でご利用いただける、1000円のお買い物券(他のクーポンとの併用可)を同封いたしました。
ご査収並びに、番会のチャンスを頂ければ幸いでございます。


この度は誠に申し訳ございませんでした。



ちょっと不思議な気分になった。(つづく)