当り前のことだったが、画像を見ていて、改めてハッとする。(虚)
電子書籍、はこれまで「紙の利便」のハンディを越えられずにここまできた。
それがコンテンツのソフト化と、端末の開発で、近々閾値を超えるかもしれないところに来ている。
紙でなくていい、ということになると、その「ま裏返し」でデジタルの便利さが浮き上がってくる。
・画面上での栞とか
・切り取り、コピペ、関連ワード、関連記事へのリンク。
・複数冊の「書籍」を横断した「超検索」。
そしてそして。
ごく当たり前なのにびっくりしたのが「画像との連携」である。
ニュースは言うに及ばず。
これからは「あらゆる書籍にに動画が貼りつくことになる」ということに改めて驚いた。
小説と同時進行する映画とかもあるかもしれないし、文字の背景が挿絵になった絵本が登場するかもしれない。
少なくとも「電子参考書」には音声や動画のイラストが分かりやすくつくだろう。
そして、さらに「その先」の相手と通信したり、サービスを受けたりすることもできる。
先日、音楽に関する本を読んでいて、「ベートーヴェン・ピアノソナタ31番の壮大なモチーフが・・・」という記述に触れ、どうしても思い出せずにYou Tubeで検索し、聞きながら文章を読んでいたら非常にイメージが広がった。
今はまだ手作業だけど、電子書籍の真骨頂はそんな「本とのマルチメディア・ミックス」にあるのだと気がついた。
書籍、という媒体がやはりそれほど、革命的に便利なツールだったということだと思うが、デジタルとの融合はどうやら楽しみなことばかりである。