藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ふとした時間の使い方。


予定していた会議が流れた。とか。
訪問するアポが、直前に一時間ズレた、とか。
そんな時にかなりの「嬉しみ」を感じることに、なんと最近気がついた。


サァ、その一時間なにすっかな♪とワクワク。
外出時にはオフィスに再び戻るわけにもゆかず、どこかでお茶するか本屋に入ることになる。
先日は二時間、時間があいたので、本を一冊買って「二時間勝負」で汗かきながら読破。
あまりの充実感にそのまま飲みに行ってしまうところだった。(汗)


そんな時間をポケット時間と呼ぶことにした。

時間術。


これまでもタイムマネジメントとか○○合格法、とかいろんな時間の使い方の本を読んできた。
どの本にも漏れなく「隙間時間の使い方を工夫せよ」というメッセージがあった。
風呂やトイレの時間、
通勤時間、
昼食、夕食の最中、あるいは前後。
寝る前。
起床直後。


できれば「3分単位」以上で出来た隙間を埋めるツールを常時携帯しておきたい。
電話の待ち時間、とかタクシーの移動中とか、あと意外なのは「歩いている間」。
最近携帯電話の万歩計を見ていると、一日に5千歩くらいは歩いている。
徒歩通勤の間もだが、意外に「近距離の移動中の時間」なんかは盲点である。


時間を惜しく、細かく愛おしいものに思えば思うほど、意外な部分から「時間の破片」が見つかるものである。
またこういう破片には、若いころはなかなか気付かない。(自分談)
つまり若さとは、そういう「贅沢さ」を持ったものなのではないだろうか。(述懐)


40代で、体はだんだんくたびれてくるけれど、そういう「工夫次第」で、まだまだこれからやりくりする余地は有るのだと思う。

有り余る時間を無作為に使う若者、とはまた違う「シブい使い方」は年長者の知恵の賜物でもあるのだろう。

今年中にはそんな「時間管理」についてのノウハウをまとめてみたいと思っている。