Gigazineより。
透明になって見えなくなる自動車をメルセデスベンツが開発、まるで光学迷彩 - GIGAZINE
こうして発明されてしまうと、ちょっとショッキングだが、現代のテクノロジーを駆使し、リアルの世界で"幻"を見せるのならこうなるだろうと思う。
数年前、特許にはならなかったけれどリアルの車でも、その(車の)フロントガラスの視界を「ビデオ映像とそっくり入れ替えてしまえば」、雨の影響や、昼夜の区別なく、まさに「底にあるだろう景色」を映し出せるのではないかと思っていた。
それにしても、現代の忍者が「光学迷彩カー」だとは面白い。
結局「限りなく周囲に溶け込む忍者」は、限りなく周囲を映し、「自らの表面に映し出す」存在だった。
昔の忍者は、このような「同じこと」を電気の力なしに、自らのオーラのみで実現していたとすると、そのロハスで天然な底力のすごさは、現代では比べるべくもない。
現代科学のプレゼンテーションはとてもすごいが、「科学」のレバレッジなしに「自然界の工夫のみ」で実生活にトリックをもたらそう、という工夫は「その時代ならでは」の迫力がある。
「光学迷彩カー」は、結局コロンブスの卵かもしれないが、まだまだ秀逸な発明は、我われの「過去の工夫の中」にそのヒントがあるのではないかと思う。
次の忍者は、日本発の由来になるのかもしれない。
そう思うとちょっとワクワクするのである。