藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

外と自分のかかわり。

たまにもらうコメントに婚活とか就活とか転活(転職)が多い。
自分に合う人や職業が見つからないという話が中心だ。

どうも聞いていると「自分に合うかどうか」ということには熱心だが自分を変えるということにはあまり関心がないような感触である。
私が言うのも大きなお世話だが、「運動不足で」「スキルがつかない」「出会いがない」「運がない」…
どれも「それを突破する試み」がないのが原因に見えてしまうのである。

先日、ある先輩経営者が「死ぬ気でやれば、成功しないビジネスなどない」とおっしゃっていたが、不遜なようでもそうした考え方は必要ではないかと思った。
世間にはいろんな意見もあり、日々情報発信は夥しい。

そんな周囲のノイズから「自分だけに心地いいフレーズ」を掻い摘んで自分自身の慰めにしていることほど勿体ないものはない。

自分にこそ言い訳を許さず、まず「自分に限界までの苦労を課す」ということが一番重要なことではないだろうか。
御身を大切にして、つい「ここまでで止めておこう」という習慣では「温室の中の自分」から抜け出ることなどなく、鍛わることのないままの鉄のように、ナマクラなままの人生になってしまうと思う。

"言い訳を常に許さじ。"を座右の銘にしたいと思う。