藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

後付けで肯定しないこと。

さらに失礼を承知で。
人間誰しも「自己肯定感」というのはあると思う。
それをしないと「これまで生きてきた自分」を全否定しないといけなかったり。
それよりは「これでよかった」「よくやった方」「納得してのことだから」というコメントを付けてしまいがちだ。(と思う)

あんまり自己否定ばかりしてるとイヤになってしまうけれども実は「後付けでよかったことにする」というのは、一番悲しい。

過去の自分を肯定し、また関係者にも感謝して「よかったよかった」という気持ちは大事だが、自分の本当の気持ちに嘘をついてはいけない(と思う)。

だから。

特に高学歴とか、資格とか、ハイソとか、「本当にこれがやりたかったのかな?」と思っていてももう「既定路線に乗っているから」と思ってそのままリタイアするまで走り続けてしまうとしたら、それは勿体ないことだと思う。

エリートではない自分が言うのは不遜なことだが、どうも「偉くなればなるほど、妙に軌道修正は難しい」ように見える。

政治家とか、企業の経営者とか、とても重責な仕事だが「そんな仕事をあえて自分は選ぶべきかどうか」というようなことを
「後から目線」になって考えてみてはどうだろう。

まあそんなことを考えても事前に全体が見渡せる分けでもないけれど。
「これか?これでいいか?」と常に自分をウォッチする目が必要なのだろうと思う。
人生は1度で終わりだから。