藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

上手い人とヘタな人。

野球というのはずい分浸透しているせいか、色んなたとえ話に比喩されることが多い。
「会話というのはキャッチボールです」とか
「仕事のキャッチボールで「今ボールはどちらにありますか」」とか
「彼は必ずストライクゾーンに投げてくるタイプです」とか
「相手が打ち返してこないんです」とか色々な表現に使われる。

要は相手とのコミュニケーションを途切れさせるな、ということだけどこれは仕事だけじゃない。
身内とか友人とか恋人同士とかでも同じだ。
ボールは必ずしも「片方にしかない」ということでもないけれど、「今自分の方にボールがあるな」と意識できれば、どうやって投げ返すかあるいは投げ返さないか、というようなことが意識できる。

よく没交渉になるような時はこのボールの所在がはっきりしないことが多いものだ。

などと言って、そう言えばしばしば「あえて投げ返さない」ということもよくあるなぁと自分を振り返ったり。
それはそれで一つの選択なのだと記録しておかなきゃならないと思う。
恋愛とかは仕事とは比べ物にならないくらい難しいキャッチボールかも。