藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

AI先生(1)

*[次の世代に]分かってない自分のこと。
よく「成功する〇〇の習慣」とか「たった一つの〇〇で成功する」とかいう類のハウツー本がある。
(私の本棚にも数多く並んでいる)
書店で見ても「世の中こんなに成功したり稼いだしたい人が多いのか」と改めてびっくりするほどそっち系の本が多い。
 
今もふと「できる人の仕事のしかた  The Rules of WORK リチャード・テンプラー」と言う天ぷらのような名前の著作を本棚から取り出していた。
ふと気づく。
オレはそんなに「仕事ができる人」になりたいのか。と
そして中に目を移すと「突き抜けるための行動原則108」(えー!108もあんのかい)
「ルール14 職場に家庭の事情を持ち込まない」「ルール15 笑顔を磨く」「ルール16 完璧な握手を身につける」…等々なんじゃこら。
 
そして。
意識せずに俺ってこれはできているなと「できている項目を探して"ふんふんと頷く心の中の自分"」がいたのである。
で何がいいたいか。
できていないことを素通りし、できていることを確認して一人ゴチる。
という、知らずにオナニー読書している自分は哀れであった。
(つづく)