藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

公務員考(2)

*[次の世代に]不安が元凶。
答えのない時代である。
公務員の人気が根強い。
理由はズバリ「安定」だという。
いいのかそれで?というのは建前論で「迷子になってうえ死ににしたらどうしよう」という恐怖を感じれば無理もない。
安定して群れていれば、それでご飯が食べられるのなら、むしろ「妙な欲望の方を抑えてしまう」のだろう。
 
よく言われることだけれど、
早く政治家は制度を作って「認知症になっても、体が動かなくなっても、鬱になって働けなくなっても絶対に暮らせる制度にします!!」と宣言すべきだと強く思う。

 真っ暗闇の森のように、将来に漠然とした不安を抱えたままでは誰も冒険などする気にはなれない。

「最後は必ず食べさせます。寝られます。惨めじゃありません。」というだけでどれだけ若者は気楽になるだろうか。
どれだけ老人は安心して家や貯金を使うだろうか。
 
ベーシックインカムでもなんでも、ともかく試行錯誤しながら始めないと、どんどん国が歪になっていく。
若者がチャレンジしない国なんて、悲しい限りである。
第一楽しくなさそうだ。
政治家は今が活躍のしどころではないだろうか。