藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

好きの楽しみ

*[趣味]スポーツ音痴。
街の居酒屋でそれこそ「口角泡を飛ばして」ラグビーや野球などスポーツの話をしている人がいる。
特に親しい人が、そういう風になっている時には黙って「へぇー」と思いながら聞いている。
まったくルールすら知らない自分などがヘタに質問するのも憚られるほど詳しい人もとても多い。
「日本のパスワークが尋常でなくってさ」とかそれに対して「いやいや、南アフリカ戦とはわけが違うよ」とか聞くと、すごいことを分析して楽しんでいるなぁとひたすら感心してしまう。
 
そして話している人たちはお互いの「共通の理解」を得ると盛り上がっているし、また違う意見を聞くと「ふむふむなるほど」と尊重したりもしている。
過去の記録や選手のプロフィールなんかにも実に詳しい。
まあとっても楽しそうだ。
 
スポーツ(特に野球とか)ってこんなにも世間に愛されているんだなぁとしみじみ思う。
居酒屋でのそんな時間の使い方。
そしてそういう時間の中にいる自分はふと、自分て(そういう楽しみを知らない)ちょっとかわいそうな奴なのかもしれないと思うのだった。