藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

コロナで思うこと(3)

*[ウェブ進化論]緊急対策システムのこれから。

コロナ禍で世界で20万人がなくなり、280万人が罹患しているという(4/27)。

日本でも13000人以上が罹患していて、すわ医療崩壊かという報道も数多い。

今の世の中、どんどん「在庫を持たず」「無駄を減らす」ということが常識になっているから、こうした突発事態が起きるとモロに「層の薄さ」が露呈する。

これは普段の生産性の追求(ジャストインタイム)とかサプライチェーンとか、物流の効率化の副作用でもあるだろう。

在庫を極力減らせば「有事の蓄え」などはほとんどないのも無理はない。

でどうするか。

 

今ほど情報化が進んだ時代にも、必ず「有事」は起こるらしいこと。

例えば戦争、例えば疫病、例えば天災、そしてテロ。

そうした「有事対策システム」を編成しておかないと、恐らくこれからも定期的に世界中で起こる事件に対処出来ない。

アメリカでは「普段は別の仕事をしている人が、ボランティアで消防などに急遽参加するシステム」があるらしいが、日本でも「危機管理に対応できそうな政治家や行政官や一般市民」を予め編成しておく必要を強く感じる。

いざという緊急時には「大臣クラスから知事や地域の町会長レベルまで」が強力な権限を持って、避難場所や治療のためのスペースを確保できるような「特別チーム」を作るべきだと思う。

これからも起こるだろう色々な事件には、効率化している時代だからこそ「冗長に動けるチーム」が必要なのではないだろうか。

今回の災厄を次回に生かすように、政治を動かそう。