藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

旅の合間に

*[次の世代に]自分で選ぶ。
人は致死率100%の生き物です。
というのは生保業界に勤める友人に聞いた業界の決まり文句だそうである。
まあ生き物というのはそういうものだろう、と。
 
そういう風に考えれば、自分たちは生まれた瞬間から「最後の瞬間」に向かって生きている、とも言える。
誰もが最後に向かうわけだが、その道のりには長いとか短いとか、早いとか遅いとか、薄いとか濃いとか、楽しいとか苦しいとか、面白いとか悲しいとか、いろんな景色があるワケだ。
物心ついた頃の子供たちに、そうした「これからの旅」についてゆっくり語り聞かせてはどうだろうか。
それは自分で選びながら世間を旅する旅であり、また世間からいろんな影響受ける度でもある。
大事なのは最後へ向かって、思い思いに「自分なりの道筋をたどる」ということを知ることだ。
 
若い頃にそう聞かされていたら、自分は「自分の旅」をどのように考えていただろうか。
そして昔ほど先は長くないけれど、残りの旅をどう続けていくのかを考えねばならない。