藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

代替可能性(1)

*[次の世代に]自分の性能。
何でもやれ付加価値だの生産性だのというのは詮ない話だが、でもまぁ「自分がどのぐらいのパフォーマンスを出しているのか」と言う事は常に気にかけておきたいものだ。
理由は自分の緩みと慢心、そして甘えだ。
これを放置しておくと、そのうち失敗やエラーの原因を自分以外のせいにし始める。
 自分は長年にわたり、自分自身ではそうした思考回路になっていることに気づかずに、どんどん腐っていく人を何人も見てきた。
人とはそうしたとても弱い面を持っている生き物なのだと思う。
 
気の毒に思ったが、一旦そうした外部依存の思考回路にはまってしまうと、放っておいて自らそれに気がつく事はほとんどなさそうだ。
 
鏡に向かって姿勢が乱れていないか確認するように、あるいは体に贅肉がついていないかチェックするように、自分のパフォーマンスについては日々気をつけておく事はとても大事である。
もし「馬力が落ちてきたな」と感じたら、オーバーホールと鍛え直しが必要だ。
そうしてできるだけ長持ちさせるのだ。

そして、さらには「自分の役割の代替可能性」についてもチェックしておきたい。

 代替可能な仕事はどんどん若手に代わってもらうべきで、自分がオリジナルな役割ができなくなったらジ・エンドだと思っている。

(つづく)