藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

創造か否か

*[ウェブ進化論]手間仕事とそれ以外。
生産性が高いとか低いとか。
もう何十年も議論され続けてきたテーマである。
一方創造性(クリエイティビティー)があるかないかと言うこともずいぶん長い間議論されてき。
結局「生産性と創造性」というのがここ数十年のテーマの中心ではなかっただろうか。
 
よく手間仕事と言うが、文字通り「手間がかかるだけであまり考えるところのない仕事」といったニュアンスがある。
一方、「創造性」と言うのは文字通り0から1を生むような、何かを作り出すようなアイディアのことで、両者は全然違うものだと言っていいだろう。
 
で、手間仕事と言うのは、いくらでもできる限り、機械化し、人の手から離れて行って良いものだろう。
そして残るのが創造的な仕事だ。
AIは発達しても、これからまだこの「創造的分野」でコンピューターやAIが活躍するのには今しばらく時間がかかるだろう。(それをも徐々に実現できるようになったら、いよいよ機械vs人間の創造力勝負になるのだろう)
 
ようやくホワイトカラーの間でRPAだの、文書レスだのが真剣なテーマになっているが、早くこの時期を脱して、いよいよ「創造性こそ」がテーマになる時代が迫っていると思う。
 
若い人には「手間仕事の罠」に陥らずに、ひたすら創造性に目を向けてもらいたい。