藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

断捨離(1)

*[次の世代に]リストアップの対象。
ここ10年ほど「断捨離」という言葉が流行っていて、これはもともとヨーガの行法が発祥のようだが、これはどうも片付けられない人が増えている、という事から考えられたフレーズらしい。
つまりは「必要なものだけを残し、物の執着から離れること」という意味らしい。
戦前は物のない時代だったのに、ここ半世紀で急に豊かになったので「所有とそれ以外」のバランスがまだ整っていないのだと思う。

そして「家の整理整頓」も大変なことだが、同じく「頭の中の断捨離」も必要なことに気付いた。

頭の中にはたくさんの「やりたいこと」がある。
将来に向けた悶々とした思いもあるだろう。
その中には「今日の洗濯や衣替え」もあるだろうし、
来週の仕事に備えた資料作りもそうだし、
もっと大きい事業計画とか、
さらには「老後について考えたいこと」なんかもあるだろう。

"7つの習慣"では定番の「重要事項を優先する」だが、まずその前にやるべきことのリストアップをしなければならない。

 
それが部屋の掃除機がけから、将来のライフプランや、周囲の人との関係にまで及ぶのだから、リストの項目はかなりの数に上るだろう。
まずは将来を目指して「短い期間のリストアップ」そして「3ヶ月から1年くらい」のリストアップが必要なのではないだろうか。
(つづく)