藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

断捨離(2)

*[次の世代に]まずは日本から。

昨日「頭の中の断捨離」の話をした。

日本は「昭和の高度成長のトラウマ」から抜けられていない。

断捨離が必要なのは、あらゆる「日本の制度」なのではないかと思う。

断捨離はヨガの"断行""捨業""離業"からきているという。

 

大事なのは部屋の整理と同じで、まず「今日やらないといけないこと」「明日やらないといけないこと」「その先にやるべきこと」が区別できないと始まらない。

そして何よりも「今すぐの宿題に追い回されていて」は周りのハエを追うなもので、全く先を見る視野は失われる。

つまり「目の前のものに追い回される状態、をいかになくすか」ということだと思う。

航海に出る船長が、航海に出てからも船の点検整備や、整理整頓に追われていては、大きな航海図を見謝るのも当然、というものだ。


断捨離というのは、身の回りの片付けだけでなく、その先の大きなことを考えるための大切な「最初の作法」なのだろうと思う。

そしてそれがやれるのは「若い人たち」からではないだろうか。

 

そしてまた。

そうした「持たない文化」を発信できれば、再び日本は先頭に立ち、新しい価値観を発信できるような気がする。

日本人にはそうしたポテンシャルは十分あるし、そろそろ日本人が自分でそうした魅力に気づくべきなのではないだろうか。

まずは「昭和の断捨離」からスタートしよう。