藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

シナリオを考える(2)

*[次の世代に]なんでも片手にする力。

昨日「想定外の困難をどう解釈するか」という話を書いた。

何でも"解釈次第"だと。

とんでもなく難しい問題が目の前にある時こそ、ワァーと思いながらも「ふふふ、また来たな」とまるで漫画の主人公のようにそんな一コマを頭の中に想像してみる

いわば「心理状態をマンガ化」するのだ。

 

ほとんどのマンガのストーリーは平坦ではない。

そうじゃない方が物語として面白いからだ。

邪悪な集団が現れたり、立ち上がれないほどのダメージを追った主人公が、いかに対処していくのか。

自分のいろいろな環境も"ストーリー"に見立てることができそうだ。

そうして自分を客体化(アニメ化)すると、不思議にいろんな別の策やアイディアが出てきたりしてなかなか面白い。

自分が「自分の人生のシナリオライターである」と思えれば、今の自分の見方もずい分冷静になるのではないだろうか。


自分というのは、実は「自分が描く人生のアバター(分身)みたいなもの」だと思えば、この先のシナリオはかなり自由に作っていける気分になる。

 

コップの水を満タンにしてしまうのではなく、重い荷物を目一杯抱えてしまうのではなく、「常に片手で半分で」と意識すれば心に余裕ができる。

 

その"残った片手"で楽しい物語が書けるといい作品になりそうだ。