藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

サイバー旅行者

*[ウェブ進化論]むしろデジタル待ち。
昔はそんなことはなかったのに、歳とともに出かけるとか旅行に行くことが億劫になっている。
それでも海外の動画などをみると「いいところだなぁ」という憧れはあるので、見知らぬ土地が嫌いなわけではないらしい。
原因は「待ち時間」のようだ。
旅行の帰り道が嫌い(何かもの悲しい)。
行く先々での待ち時間が嫌い。
旅先で勝手がわからず、段取りがつきにくいのが嫌い。
大して美味しくない食事もちょっと残念。

 

年齢を重ねるにつれ、どんどん「ボーッと」できなくなってきている。(関西では"苛ち"といいますね)

けれど、旅行というのは旅の工程でそうした「ボーッとした時間とか景気」をも楽しむのが本分だ。

「異国の地に行き、楽しんでいる時間」と「旅先での待ち時間とかフライト時間とか」を考えると、どうもあれはしんどいなぁ。と感じてしまう。

 

なのでVR技術が進み、巨大壁面スクリーンが登場し、8k映像が配信されるようになれば、間違いなく自分は「バーチャル旅行者」として世界中を見て回る側になるだろう。

自分で「本当に旅を楽しめていない」ことは十分承知しているが、これからはますますデジタルに圧倒されていく予感がする。