藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

終わり考(1)

*[7つの習慣]終わりのイメトレ。

2つめの習慣「終わりを思い描くことから始める」。

自分の究極の終わりといえば間違いなく「終活」だが若い人にはイメージがしにくい間だろう。

今思えば「自分が40歳になった時に感じたものの重み」には、当時はけっこうな衝撃を感じたけれど、今考えてみると「これから本格的な衝撃がますますくるぞ」という警告か"仄めかし"くらいのものであった。

 

避けようのない"物理的な"時間"には抗えない。(もし抗えるのだとしても今度は「生への執着そのもの」が目的になっておかしな人生になってしまうだろう)

はっきりとした「終わり」を想像することは本当に重要だ。

今の仕事や勉強や恋愛の終わりとか。

家族や友人や趣味の終わりとか。

それは必ずやってくる。

で何がいいたいか。

 

「終わりのイメージトレーニング」はやればやるほど効果がある、ということだ。

仕事を選ぶにせよ、趣味や交際する人を選ぶにせよ。

終わりは必ずやってくる。

 

今の仕事の終わりはどうなるか。

定年で終わりなのか、それとも転職や起業を考えるのか。

今のパートナーや家族とはこの先どうなっていくのか。

残念ながら「若い」ということの特徴は「そういうことを考えない」ことなのだと思う。

だから7つの習慣にあえて取り上げられているのだ。

(つづく)