藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次考えとけよ、てこと。

*[七つの習慣]終わりを考えることから始める。
今、手がけていることの終わりはどんな風になるだろうか、ということすらじっくり考える機会は案外ないものだ。
「ゴールをイメージする」「出口を考える」とは不動産取引の常套句だが、つい手元のことに夢中になると着地点を忘れてしまうことも何度もあった。
 
そしてゴールをイメージすると、大抵「そこ」で終わりではない。
何かひと段落ついて、「さて、次どうするか」という気分になる。
そして多くの場合「その次」はあまりイメージできずに「現状維持がだらだらと続く」ことになる。
あらためて、詰め将棋のように一手先、そしてその次、と想像してみると考える範囲は案外広いということにも気づく。
「終わりを考える」のは途中の紆余曲折に迷わず、ゴールを目指すのに役に立つのだが、それよりももっと先のまさに「戦略」を立てるのに重要だ。
 
知り合いの女性の母親の口癖は「次の男、探しときなさいよ」だったそうである。
女性はシビアである。