藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

気づく力を

*[ウェブ進化論]多層的な罠のこと。

猪は時には畑を荒らすが、非常に慎重で用心深い動物だという。

けれどそれでも人の張った罠にかかってしまう。


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それはともかく。

 

その猪の罠を作る自分たち人間も、かなり用心深く臆病な生き物だ。

用心深すぎて、チャレンジしない現代人も多いけれど、それでもいろんな「罠」にハマってしまう。

投資詐欺やビジネス詐欺などの被害はいつまで経ってもどんどん巧妙化してなくならないし、さらにそういう目で見れば、一般的なビジネスの取引だって「合法の中での罠の張り合い」みたいな側面が少なからずあると思う。

 

そしてそうした「比較的わかりやすい罠や落とし穴」はともかく。

世の中には「罠かどうかが一見分からないトラップ」がたくさんある。

例えば自分が若いころ嵌っていたパチンコとか麻雀とか。

「金と時間を費やすため」の、あれが罠でなくてなんなのだろうか。

 

さらに「時給アルバイト」といのも実は罠である。

「時間」で自分の体を身売りする、という行為は法律では認められていることだが、これも自分たちの貴重な時間を「量り売りしよう」という仕組みであり、罠である。

 

さらには「サラリーマン」とか「公務員」というのも罠ではないだろうか。

本当に「自分の人生を自分の思うように使いたい」と思うのなら、そうした"一見まともな姿をしているヤツ"を疑って、慎重に付き合うことが必要だと思う。

当たり前だが「罠は一見、罠の顔をしていない」のだ。

 

"当たり"は一見柔らかそうに見えて、実は大きな「官僚という罠だった」ということに四十年経ってから気づいたのでは悲しい。

 

近づいてくる人たちの本質を見るようにしよう。