*[ウェブ進化論]マイナスを乗り切る努力を。
米IT大手がそろって「出社要請」に舵を切っているが、一度通勤を免れた使用者たちは強く抵抗しているという。
テスラは「出社しない奴はクビ」とさすがの強権ぶりだが、実際に2-3割効率が落ちているという話もあるから看過できないのは無理もないのだと思う。
けれどここは「どうやって生産性を元どおりにフォローするか」を主軸に考えてもらいたいものだ。
ウソでもIT企業たるもの「なんだか業績が落ちているから出勤せよ」というのは芸がないのではないだろうか。
それを言うなら「さらなる技術革新を起こして生産性をプラスにしよう!」と言うべきではないだろうか。
まあこの話題、結局はオフィスにいるのと「ほぼ同じ環境」で、働いている間は常時お互いの顔が見え、一緒にランチを食べたり雑談を交わしたり、という通信環境が実現してしまえば「通勤時間の分」は必ず生産性は上がるはずである。
さらにデジタル技術も進化して仕事の効率は2-30%くらいは上がるのではないだろうか。
出社強制ではなく、ぜひ技術革新を進める方向で考えてもらいたい。
この一年くらいで風向きがはっきりと変わっていくのではないかと思う。