藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

文明の原理

*[ウェブ進化論]文明が進むということ。

分かることが増えるたびに、「"さらにその360°"に未知の世界が広がって行く」というのが知識の世界の構造らしい。

ニュートンが言った

私は、海辺で遊んでいる少年のようである。

ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。

真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。

という表現は、今でも全く色あせず、むしろ加速しているようにすら思える。

ニュートンには見えていたのかもしれない。

 

大戦を経験して戦争は少なくなり、生命科学や工業技術やデジタル技術はかつて無いほどに進んでいるけれど、どの分野の技術も「さらなる難問」を前にして、おそらくは「かつて最大の挑戦の場」に立たされているように見える。

「これまで最高に進んだ文明が、そしてさらなる最高の難問にさらされている」というのは何か自分たちの知識の「根本的な原理」を表しているのではないだろうか。

政治も経済も宇宙開発も、これからどんどん進むほどにまた「新しい問題が見つかり」、そして挑戦が始まる…

 文明というのは、予め「そういうものなのだ」と思えば納得もいく。

 

「知る力と、そして問題を見る力」は実は同じ水準なのだろう。

 

そんなことを覚悟して、これからの学びを続けるほかはなさそうだ。