*[ウェブ進化論]次の進化の前に。
リモートワークでしているミーティングの足りない点といえば、「画像の解像度と音質」に尽きる。
これが6Gにでもなれば段違いにそういった問題は改善され、むしろ「リアルと遜色ないレベル」になるだろう。
そうしたらもう「対面という概念」はなくなるのではないだろうか。
「オンライン飲み会<リアル飲み会」というのはこの辺りの条件の影響が強いと思う。
技術の進歩がこうした「ラスト1インチ」のギャップを埋めると大きな変化がまた起きるのに違いない。
そうしてみんながテレワークで、けれど「常時繋がっているのが当たり前」になるとようやく「雑談」が復活してくるだろう。
今はコロナの影響も大きく「雑談レス」になっているから、本当に「お昼に行ってきまーす」で「今日はどこのランチ?」という会話は交わされていない。
「給料日前できついなー」とか「あの本、なかなか面白かったですよ」とかいう会話も封殺されてしまっている。
そこで通信環境の発達を待つのか、それとも「雑談の補完ができるソフトを作るのか」ということがここ数年では重要なことになると思う。
「テレワークは却ってチームワークの効率を下げる」という声は根強いが、これをいかに克服するかが今ひとつ努力のしどころだろう。
いずれ実現される「リアルと同様」になるまでにこそ、一層の努力が必要ではないだろうか。