藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

オカメさん

*[ウェブ進化論]リスクを教えて。
7つの習慣の"重要事項の優先"みたいな話なのだが。
福祉や介護の相談を受けていて思うのは、
つくづく自分たちは「突然の出来事に弱い」ということだ。
自分も高齢の父親が怪我をしたりすると、途端に慌てて帰郷してあたふたしたりしていたり。
そして、ここが大事なのだが『そんなリスクは案外、他人から見たらよく見えている』ものだ。
知らぬは自分ばかりなり。
岡目八目。(汗)
なので「自分のリスク」を「正しく把握するサービス」を開発できないか思っている。
例えば自分や家族の健康とか。
介護とかメンタルとか進路とか。

健康診断の"社会(ソーシャル)版"みたいなものをイメージしたい。

いろんなリスクは、後から考えれば、実は予兆を把握することができたものが多い。
震災や交通事故はともかく、「突然にならない備え」ができれば慌てずに済むだろう。
(保険って元々そういう考えで作られていますね)
 
自分たちは日々に感じるそういう予兆を見過ごしたり、往々にして見て見ぬ振りをしてしまうものだ。
名付けて「茹でガエル検知サービス」。

スマホから「そろそろ彼女との関係が冷えていますよ」とか。

「娘さんにはこんな話をしてあげてはいかがですか」とか。

「会社のスタッフにはこういう風に声をかけてあげたらどうでしょう」とか。

あるいは「あなたの血糖値、そろそろ危険水域ですよ」とか。

 

スマホそんな助言をしてくれるようになれば、まさに手離せないパートナーになるのではないだろうか。