藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ゴール目指して

*[ウェブ進化論]今が最初の一歩。

偉い先生たちが「経済成長と人口の増加は絶対に必要だ」とおっしゃるのだから間違ってはいないんだろうなぁと思うけれど。

なら「どこまで」の成長なのか(永遠ですか?)、とか「どのくらい」の速度で成長すればいいのか、人口はどこまで増やしたいの? とかそんなことも国民の合意を得ながら一つずつ決めていくべきではないだろうか。

 

どこまでも限りない経済成長とか、利益の極大化が企業の目的とか。

そういう欲ばかりかいているような目標というのは、どうも昭和の匂いがして古ぼけて聞こえてしまう。

今の時代に「あ、それいいね」と素直に思えないのだ。

会社も「どこまでも利益を稼ぐ」などと言っているところは今や珍しい。

 

一方でSDGsとか脱炭素とか言いますが、なんかそれぞれお互いに正反対のことを構わずに叫んでいるのが今の状態なのだという気がする。

 

けれどそれはともかく、人類史上初で"サスティナブル"が本当に目標になるのであれば、それは人間の叡知といってもいいだろう。

いまだに争いはなくならないけれど、一昔前の「産めよ増やせよ」みたいなものとは全然違う価値観である。

 

なんだか掛け声にすぎないような感じがするけれど、この先に「争いのない世界」があるのだとすれば貴重な足跡なのではないだろうか。