*[ウェブ進化論]元気・楽しい・自由。
戦後、昭和のキャッチフレーズは、最初は「産めよ増やせよ」とか「所得倍増」とか、そして経済成長こそが目的だという時代が最後まで続いた。
そんな時代のキーワードはさしずめ「労働・所有・蓄財」だっただろうか。
ともかくモーレツに働き、稼ぎ、三種の神器を買ってさらに蓄財する。
そんな熱気(フィーバー)が日本を包んでいた。
そしてそのキーワードが入れ替わりつつある。
そして世の中はそんなフィーバーの繰り返しでもある。
どちらかというと「労働・所有・蓄財」は関心が薄れつつある。
いやむしろ「ダサいこと」になっているのではないだろうか。
「食べられない時代」には当たり前だったことが、むしろ時代遅れになり、多くの人たちの関心は「その次」へと移っているようだ。
これからの時代は寿命も伸びて人生百年ともいわれている。
最初のキーワードは「健康」だろう。
そしてその次は「稼ぐ」ではなく「楽しい」だ。
さらに「蓄財」ではなく「自由」。
そのくらい今の時代の関心は動いている。
より面白いテーマに興味の的を移す時代になっている。
これまでの鎧を早く脱ぎましょう。