藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

禊のあと

*[次の世代に]スタートアップ。

言われてみれば確かに「敗戦と復興」「昭和の価値観」「平成の失われた30年」そして「令和」とそれぞれの"帯"にはくっきりと色がついていると思います。

産めよ増やせよ」とか「モーレツ」とか言う強烈な昭和のカラーはとても強く、それを脱色するために平成の30年ほども費やした、と言うのは後から振り返れば分かるような気がします。

(自分はその当事者で)もったいないことですが、「失われる必然性」があったのかもしれません。

昨日「今年は令和の価値観の始まり」と言うようなことを書きましたが、今年は要らないものはどんどん撤廃したいものです。

ITの世界では、早くも"6G"の開発の話が話題になっていますが、ネットワークが今よりももう二世代も進化すれば、移動とかコミュニケーションは「全てネットありき」の時代になると思っています。

そんな時代に果たしてオフィスは必要でしょうか。

定年はどうでしょうか。

さらには「人手」の仕事はどんどんコンピュータがしてくれそうです。

AIは自分でデータを集め、学習しながら進化します。

人がやるのは「他人の感情にはたらき掛けること」とか「ロジックで判定できない曖昧なこと」くらいになりそうです。

 

今年あたりからそんな「令和のカラー」がコロナも相まって出てくるのだと思えば、色々と「コロナの後の世界」についても希望がもてます。

昭和の禊が終わっていよいよ新しいことが始まるでしょう。