藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

本当に働きたいか(2)

 
 *[ウェブ進化論]安易に流されないこと。
自活するなら食べねばならぬ。
だから「何か仕事をしなきゃ」と言う流れになる。
まあ当たり前だが。
そして大人たちは「自立しろ」という。
自立した社会人になれば(だいたい社会人ってなに?だが)一人前だと見なす「不文律」があった(まだあるが)。
そういうことが重要だった時代を「戦後」というのだ。
「ともかく自立」の時代は、実は「産めよ増やせよ」のことでもあった。
まあ「おおよそ一つの方向だけ」を向いていればよかったのだ。
一流大も一流企業も意味があった。
「金をなんとか稼ごうよ」と言うだけでよかった「単目的社会」だったのだ。
 
ネットが普及して「知識があること」の意味は陳腐化した。
コンピューターの進化にみんなが慌てだしている今が、大きな変化の始まりであると思う。
もう無意味ないわゆる「クソ仕事」を本当にやらないで済む時代がすぐそこまで来ている。
むしろ「そこそこ稼げて、大して嫌ではない仕事」にはまってそのまま何十年も過ごす、方が振り返って後悔が残る時代になるだろう。
(つづく)