藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

熟成前提(2)

*[7つの習慣]山も谷もで。

昨日「大体の新規事業はすぐには結果が出ないものだ」ということを書いたけれど、これはまたしても7つの習慣の「終わりを考えることから始める」だったと気がついた。

良い習慣を身につけるというのは本当に難しくて時間がかかるものだなぁと、ふぅ。

それはともかく。

 

例えば自分たちは異性と出会ったばかりの時には、関心を持つと「互いにいいことばかりを想像しがち」である。

仕事では新しく知り合ったお客さんともお互いに「どんなビジネスにできるのか」ということに関心が向きがちだが、当然ながらお互いに長い付き合いにならないことも多い。

そして年を取るにつれてそんな「先のこと」が見えてしまうこともある。

 

「若気の至り」というのはそんな小利口な知恵で先回りして考えるのではなく、「とにかく飛び込んでみる」というということを後から自嘲的に説明するための表現だろう。

結婚式の祝辞ではないけれど「健やかなる時も、病める時もある」ということは、何事でも「始めるとき」に必ず考えるようにしたいものだと思う。

 

そう覚悟していれば、物事は長続きするし、その継続が良い結果をもたらすことにもつながるだろう。

 

ネバーギブアップ、も大事だがそれだけでは保たない時もある。

「山あり谷ありこそが当たり前」という気持ちでいたいものです。