藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

だから奇跡

*[ウェブ進化論]アイアム ア ヒーロー

本当に落ち込んだときには、その先のことなんて考える余力すらないものだ。

けれど「大変な目に会い挫折の連続だった主人公」は、もう絶望的でしかない状況から、最後に"本物のヒーローになる"というのはもう鉄板のストーリーでもある。

 

そんな奇跡を本当に起こせるかどうかわからないけれど、それでも身につけたい。

これも反射思考というやつだ。

最悪の事態が起きたら反射的に「この後で俺は必ずヒーローになる」とつぶやいてみる。

そんなお気楽なやつがいるのかなぁ、というのはともかく。

よく漫画の悪役や、そして主人公が、もう無茶苦茶な逆境で「うぬぬぬ、覚えておれ!

」とか言っているやつがありますが。

あれですあれです。

たいていの場合は、そのまま地中に埋もれてしまって二度と浮かび上がってこない、というのが相場だと思いますが、それはそれ。

ともかく、やせ我慢でも、悔し紛れでも、捨てゼリフでも構わない。

「いつかはお前に挨拶に行くぞ!」という気迫を持ちたい。

そしてそこから「ゼロからの何か」が生まれることもあると思う。

 

案外、奇跡ってそんなふうにして起きるものなのではないだろうか。