藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分でイメージ

*[ウェブ進化論]リアルな老後を考える。

地方の郊外の街を訪れてみれば、限界集落とまではいかなくとも、都会とはまた違った意味で高齢化や過疎化が進んでいることがよくわかる。

 

実際には車がないと日用品を買うスーパーにも行きにくいような住戸はたくさんあるし、だから80才を超えても車の運転をしている人はたくさんいる。

そしてそういう人たち全員に食品や医療を行き渡らせるのはかなり大変なことなのだということも実感する。

 

最近はよく「高齢者は集まって住もう」という話を聞くが、全くもってそれも一つの実践的な解決の方法のような気がしている。

 

高齢者が集まり、お互い独自の生活空間を持ちながら「自立している人も、介護がいるる人も同時に暮らせるような環境」を作る、というのはこれからの社会の"一つのお手本"になるのではないだろうか。

老人ホームでもない、病院でもない、そんな「自立尊重の高齢者コミュニティ」を作っていくことが、これから新しい試みとなっていくような気がする。

 

そしてそれには、自分たちも含めて「どんな老後の生活を望むのか」ということがニーズの核心になっていくのに違いない。

行政任せ、地域任せではなく自分で「過ごしたい老後のこと」を考えることが肝心である。

 

一生できるテーマを考えることが大事な時代になっています。