先日web投資セミナーに参加していて「不動産投資とはそもそも何か」ということを疑問に思った。
日本でも欧米でも中国でも東南アジアでも、まさに「不動産神話」が奉られている。
でそれは簡単に言えば
「"土地と、長くて60年程度が寿命の建物"について投資と回収をするゲーム」のようなものだ。
土地のほうはなくならないが、相続等でずっと維持していくのもなかなかに難しい。
そして、多分「大勢の人々がそう思うから」だろう、不動産の価格はとても高額である。
こうした流れを俯瞰してみると、「これから100年程度は続くと思われる流れ」を読んで参加しないと"壮大なババ抜き合戦"に参加することになってしまうだろう。
人口の減る今の日本を見ていると、しばらくは独裁政権にはなりそうもないし(それは日本のいい面でもあると思うが)今のような「変化の時代」には大きな弱点になっている。
自分は人口減が必ずしも悪いことばかりではないと思っているが、おそらくは今の予測通りに減り続ける人口の中で
「土地価格が上がらない時代(けれど下がる地域はたくさんある)」になると見た方がいいと思っている。
逆にますます都市部に人口の集積が進む、と見る向きもあるようだが多くの人の、特に若い人の価値観が変わる波はここ10年くらいではないだろうか。
用意されたパッケージに慌てて手を出すのは要注意である。