藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

一年後のこと

*[ウェブ進化論]未来を作る。

少し前からはてなブログの予約投稿を利用して、一年後の自分の記事を書くことを始めている。

日記という「その日にあったことを記す」というところを離れて「明日の自分として」とか「一年後の自分へ向けて」とか、もちろん「10年後の自分から現在の自分へ」といった、いわば時空を超えた記録ができるようになったのだ。

 

そしてこれを使えば「未来から今の自分へ」とか「もっと遠い未来から、ちょっと先の未来の自分へ」という時間のワープができることに気がついた。

つまり今の自分から「何十年後かには最期を迎えている自分まで」を一つの年表のように記録できるということだ。

 

そしてもちろん、思い出しながら「過去の自分」を記録したり、さらには「ご先祖様たち」のことも記しておける。

今を生きている自分たちは「今知っていることを遺す」ということで精一杯だが、そんな軌跡を読んで解釈するのはこれからの人たちに違いない。

 

四大文明も「文字」が残せるようになって急速に発達したというが、そんな「遺す」という行為がもうネットに繋がる全ての人に可能な時代になっている。

つまり「文字の記録が進めて来た進化」はこれから爆発的に伸びるのではないだろうか。

 

すぐには役に立たないような、田舎の研究者の記録もweb上には必ず残るだろう。

そしてそんな記録が後輩たちから掘り起こされるような時代が来るのだと思う。

 

本当の進化はこれからかもしれない。