藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

長さに合わせて(2)

*[ウェブ進化論]これから100年をデザイン。

人間五十年〜が百年〜♫になったので、延びた老後の部分だけをどうこう言うのではなく「人生百年全体を見直す」視点が必要だね、と言うお話。

 

ひと昔前のちょうど二倍の人生容量があるわけなので、これまでの「学業ー就職ー定年ー老後」のようなモデルではバランスが悪い。

と言うか「後半が保たない」ことになる。

いや勿体ない、と言うべきだろう。

 

今の高齢者が活き活きしていないのは、「そういうコース設定」を予め考えていなかったからで、なのでついに時代はそういう「改めて百年前提で考える」節目に入っている。

これは高齢者予備軍はもとより「これから十代、二十代」の人たちにとって一番重要なことであり、もちろん決まった回答はない。

 

百年も人生があるなら、その半分は外国で過ごす、とか大学は三つくらい行ってみるとか、仕事はどんなものを幾つくらいチャレンジしてみるかとか。

趣味だって、そんなにたっぷり時間があるのなら、まず世の中にはどんなに多くの分類があって、それぞれの先人たちがどんな風に楽しんでいるのかとか。

 

そしてこれから百年先となれば、技術の進化も只ごとではなくなっているだろう。

(自分はいないが楽しみだ)

 

100年後なんて「AIのこれからは」とか言っている人はいないかもしれない。(苦笑)

 

これから若者はそんな「かなり先の未来」を見ながら色々と自分のやりたいことを考えるのが当たり前になるだろう。