藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

世の中を構造で見る

*[ウェブ進化論]最大の敵。

先日「中国では独裁政治の不満をデジタル化の便利が上回っている」ということを書いたけれど、考えてみれば実に高等な統治のシステムなのだという気がする。

成田悠輔さんは民主主義は平民を暴発させないための高度なシステム」と表見されていたが、中国のシステムはさらに高度なのかもしれない。

 

今や日本は民主的だが既得権益が蔓延りすぎて、もはやシステムとしても新しいことができない「超こう着状態」にハマってしまい、今のところ解決策はまったく見えないという状態になって久しい。

自分は60代以上の「既得権益サイドの人たち(主に政治家と官僚)」を見ていて、この人たちがいなくなるまでは日本の改造は進まないな、と感じている。

 

若者はそうした老害たちの退場を見極めて次の意思決定をしていくのだと思うと、実に気の毒だが、こうした経験もその後の政治システムに反面教師として生かされればいいのではないかと思う。

 

既得権益」とか「利権」というものをいかにコントロールするのか、というのは今後の重要な"構造論"になるはずだ。