藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

そういうことが聞きたかった(3)

*[ウェブ進化論]価値観フラット、の時代。

引き篭もりとか不登校とかいうことが盛んに話題になっているが、自分はそれは「多様化の兆候」であり、また「これまでの同調化への反動」だと思っている。

不登校上等だ。

ただ、ただ。

 

これからのことを考えるのに「これまで」については詳しく知っておいた方がいい。

自分が今生きている土台について、何も知らないでいるとこれからまた同じ失敗をする可能性があるだろう。

また「これからの面白いこと」を考えるのにも「過去の人間たちがどんなことをしてきたのか?」ということを知るのは役に立つものだ。

 

義務教育の時期というのはそんな役割があると思うが、何も型にハマった学校教育など受けなくてもいいだろう。

本や動画にも優れたコンテンツはたくさんあるから、自分で好きなものを選んで自由に好きなところから勉強すればいいと思う。

興味が持てれば大学や専門の研究機関で学ぶのもいいだろう。

色々と知ってからどうするか、というのは若者の専権事項である。

 

働く、というのは現代では重要なことだけれど「みんなが社会の歯車になりましょう」というのはもう前の時代の考えで、「自分が社会でどんな役割を担うのか」とか「本当にやりたいこと」を探して臨むのがこれからのやり方に違いない。

 

ようやく「フラットにやりたいことを探せる時代」なのだと気づいてもらいたいと思う。