藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

そういうことが聞きたかった(4)

*[ウェブ進化論]新しい協奏の時代。

ここ何日か「正解のない問題を探っては考えること」について書いている。

そしていよいよ時代は変わる。

そんな「自分なりスタイルを追求すること」が「正解を辿ること」よりもメジャーになってしまったら、これはこれでいよいよ大変だ。

周りをキョロキョロ見回してもお手本のない時代。

何か「自分で描く絵」とか「物語」とか「作品」のようなものをイメージしておかないと、いつの間にか自分の人生で無くなってしまうような気分になるだろう。

 

一昔前に自己責任、という言葉が流行ったが、ああいう「競争とか安全」のための話ではなく

「自分で一生をどんな物語で紡いでいくか」ということがテーマの中心になる世の中である。

だから役人が決めたスピード感のないカリキュラムに浸っている場合ではない。

一般教養を勉強しながらも「一体どんな絵を描こうか」ということを常に意識する時代になるだろう。

楽しいけれど自己責任。

けれどその方がずっと楽しい。

 

そう言えば欧米人には肉食系で、こちらが捕食されてしまいそうなビジネスマンもいるけれど、一方「自分なりのライフスタイル」をにこだわって楽しんでいる人も多いようだ。

 

いよいよ成長神話から醒めて"楽しむ時代"に入っている。

 

大人たちは今から考えましょう。