藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分のこと

*[次の世代に]ポテッと死ぬために。
介護業界の話を聞いていると、つくづく自分の最後のあり方について考えてしまうことが多い。
特に未曾有の高齢化時代で、65歳以上の5人に1人(85歳では55%)が認知症になると言われている。
自分がその1人である可能性は十分にある。
そしてさらには85歳以上の人の、実に6割が介護が必要だともいわれている。
 
つまり自分の健康程度をどのぐらいのレベルで保っていられるか、ということについては自分の配慮次第という時代になってきている。
そういう意味で「自己責任の時代」と言えると思う。
今は医療も非常に発達しているが、しかしながら認知症については全く治る見込みは立っていない。
自分の判断機能が劣っているときに自分の介護や医療について何を望むのか。
そして何を望まないのか。
自分が寝たきりにならないためには、今からどんな運動や注意が必要なのか。
そんなことを若い頃から考え始める時代になっていると思う。
 
"人生100年時代"はこれまでにない長丁場なのだ。