藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

動機に薄いマスコミ。

Ⅰ.安倍政権、支持率低下。


「支持しない」が「支持する」を上回ったと。
自民党内が慌てている、と。


くだらぬ。


なぜ「支持しない理由」を聞かないのだろう。マスコミは。


雰囲気で「右か左か」みたいなアンケートを取るから「んー、どっちかっていうと右っ」てなことになる。


しかも「与党内では、参院選を危ぶむ声が出ています」でお終い。これで報道のつもりだろか。


衆愚を輪郭しているのはマスコミではないか。


早いとこweb(ケータイ)世論調査システムやらんかい、と言いたい。


携帯3社と組んで始めればよい。同じ衆愚でも、まだスカッとするワ。



□Ⅱ.米貿易赤字、過去最高。


赤字額は、7635億8800万ドル(≒93兆円!)、前年比+6.5%。
そもそも、海外現地法人の生産分と逆輸入分の貿易を考慮しない、「おかしな統計」と言うが、それにしても、だ。


「米議員は、日本の円安が不当に赤字を拡大しており、是正が必要と発言」と。


またかえ。


具合が悪くなるとこの話。それでまた日銀が介入を始めるのか。きちんと論陣を張れる外務大臣は、未だおらず。


トヨタの奥田氏が、「なんなら、ウチの車、値上げしようか?」と言うはずだ。なんとかして「自分だけ」で身を護るしかないのだ。


大前研一さんがせめて外相なら、と思う。


今回は中国も同じく槍玉に挙がっている。漢民族は何と言うのか、注目しよう。



Ⅲ.インドで「日印交流年」の記念式典。


数年後に日本とインド間の交流者数を(倍の)10万人に増やす、と声明。


は? なぜ10万人なのか。「ともかく増やせ」か?


さっぱり解せぬ。よくまあ、こうも動機のない話ができるものだ。


「IT分野の相互技術交流を最低200社」とか
労働市場の流動化で1万人雇用し」とか、何かないのか。



Ⅳ.いじめの動機、無抵抗が断トツ
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/kyouiku/070215/kik070215001.htm


「動機」は、相手が「無抵抗、or力が弱い」から、が46.3%だそう。


本当に「弱いものいじめ」が主流なのか。
最低。
大人が面白がって「勝ち組」「負け組み」とか言うのもヘンじゃないか?

我々が先達から教わった、『弱いものは身を挺してかばえ。』の精神は何処にいったのか。

これはえらいこっちゃ。
大人の責任だ。


今からでいい、教えよう。


いじめを無くすのは゛「オレとお前しか」いない、と。逆の動機付けを。



早朝より「動機の薄い」ニュースを立て続けに目撃し、首をひねることしきり。


あんまりだったので、ここに書いてしまった。