藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

コーヒーブレーク


昼食にでかけ、外堀通りでお茶を飲む。


ぼんやり対岸を眺めていたら、今年はどうも桜の色が薄いような気がするなぁ、と気になり確かめてみることに。



中央線に降りかかるような一群。やはり色が白っぽいような。
花道に入る。



沿道は宴たけなわ。
七輪で焼き鳥炙ってる人はいる、てんぷらしてる人までいる(驚)


寿司にウイスキー、おお、ビールサーバーが。



花見のコツは花見をしている人を見ないことだ。


花はピンクで一面を囲むため、だんだん感覚がなれてくる。
その下で騒ぐ人間のほうがよほど面白かったりするのだ。


おお、あの人赤くてゆでダコみたいだ。(珍)
桜よりぜんぜん赤い。




赤坂離宮から上智大学に沿い、JR四ツ谷駅から市ヶ谷へ下る。
お濠端の沿道をから法政大学の高層タワーのふもとを通り、
靖国神社へ抜ける。



靖国神社の屋台群といったら、数百件は出ているだろうか。
自分がこれまで見たどんなものより大規模、ごった返していた。




花に埋もれる、品川弥次郎・元内務大臣。




千鳥ケ淵の緑道。
ここが最大の行列。
緑道に入るのに何百人も並んでいる。
まあ、緑道に入ると「桜のトンネル」みたいになって幻想的なのだが。


どうも、こういう光景(あと「流れるプール」の大渋滞とか)を見ると、ズラズラ行く人の群れが「三途の川」に見えるなぁ。


先週散歩したときには、緑道に全部で五人もいなかったのに、すごいものだ。


花見の客層は、(特に飲み食いをしない場所では)中高年、老年が圧倒的に多かった。


花見のこころ。

そういえば、自分も「花を愛でる」なんて二十代ではしたことなかったものなぁ。



今日ここにいるのは、そんな年になってきたからだろうか。