「必ず勝てる交渉術」とか「ぜったい買わせる会話術」とかイヤらしいものばかり。
と思って、それでも手にとって見たら…なんと。
中身は「真摯な態度が目に表れる」とか「この言葉遣いが誤解を生む悪玉になる」というふうで、
決して「こう言っておけば、全然その気がなくても、あいては信じますよ」というような内容でないことに気付く。
割とまともか。
なんだ。
売らんがため、に「本の名前」だけがより扇情的になっている、ということかと気付く。
さっと見てみたが6割がたの本はきちんと「正攻法」を説いていた。
中でも、多くの書で「相手の反応、意見を注意して聞くこと」が強調されている。
特に「共感力」はコミュニケーションの要諦、というのが目に付いた。
もっとも、「相手の目を見て、うなずくだけで交渉力up」とかアホらしいhow toもの、もずい分見かけたけれど。
ふんふんそういうことか、などと妙に感心した。