藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分の体のこと

運動科学―アスリートのサイエンス (京大人気講義シリーズ)

運動科学―アスリートのサイエンス (京大人気講義シリーズ)


自分など最近妙に朝型だが、これはただ年齢のせいかもしれぬ。


この本に出会った日にに歩き方が変わり、
体をストレッチするようになり、
また日常の動作の「体の意識する部分」が変わった。


何にせよ、理論的なのだ。


アスリートからも反響があるらしいが、むしろ一般人のストレッチとか、身体を老化させないための運動、として大変効果があるように思う。


特に股関節の使い方などに説明される「二軸理論」は目からウロコだった。


野球も、水泳も、サッカーも立位体前屈もみな同じに。


要諦は同じ

と、ここまで書いて、この関節の使い方、何かに似ているな、と思ったら「剣術」だった。

相手と対峙したときにその「間積もり」をいかに有利に保つか。

これに股関節、肩関節の使い方の極意がある。と。
柳生の秘伝書に書いてあったのだ。


股関節を使って歩くと歩幅も伸び、身体の代謝が上がってダイエットにもなるという。


中でも著者のこの言葉は心に残った。

欠点を直す場合に、その部分を直接意識してしまうことはくありません。
最終的には、その部分を意識しないでうまくいくようにするにはどうしたらいいのかを考えることです。


自分たちの日常にも、当てはまりそうではないか。