藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

柔軟性のこと。

自分が老化についてとか、柔軟性についてとかを「はっきりと意識して」考え出したのはいつの頃からだろうか。と思ってブログを辿ってみると三年ほど前からのようである。

45歳くらい。
その前に、精神的に「人生の後半戦」を意識するのは厄年の42歳あたりだった。
数年遅れて、リアルの肉体が追随してきたのである。
年を取るということは「ただ悲しいこと」ではないけれど、老いと向き合うというのはなかなかに胆力の要ることだ。

それにしても、2009年の秋から実に二年半経つ。
最近ようやく「股関節の開き方」について実感が得られるようになってきた。
身体の正中線から右側と左側。
それぞれに股関節から伸びる筋肉のスジが踵へ向かって伸びている。
それを、丁寧に右・左別々に伸ばす。
ゆっくりと筋を伸ばすと「これがストレッチだな」と分かるような瞬間が訪れる。

こうした感覚になったのが先月くらいだろうか。
毎日ストレッチが精神的に苦痛で、つい後回しにしたり、一日おきになったりしていたが、本当のストレッチは割合気持ちの良いものなのだ、という発見もあった。

人間の柔軟性に重要なのは、股関節と肩甲骨の"柔軟性"だという。
これからもじっくりと身体を柔らかくしていこうと思う。