藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ツボ、を考えること。


最近、好みに偏りがでてきたのか。
見ていて妙に共感の強いものと、くだらぬように感じるものがはっきりしてきた。


頑固になりはじめだろうか。(汗)

かねてから「シニア(アッパー団塊)とウェブ」に興味があったのだが、「yahooシニア」なるサイトの存在を知り、覗いてみる。
http://secondlife.yahoo.co.jp/

まあ失礼ながら、あまり大したことない。
というかコンテンツも、造りも、全然セカンドライフ対象者(団塊)向きにはなっていない、と思う。


「落語通になる」とか「男と女のED問題」とか「ニートのゆくえ」とか、全然ワクワクせぬ。


シニアを対象にするなら、まずインターフェイスからだろう。
できればWebのディレクタと意見交換したいところだが、知り合いはいないので、自分への宿題にしておく。


団塊の気持ち


自分の知る、団塊の世代の人たち。
今年58から60歳ころ。


彼らはなにを考えるだろう。
一番の希望は何だろうか。

年金もそれほど潤沢でなく。(自分たちのころにはもうないが)
貯えはある。
が、日本人、「貯めた金を老いるにしたがい、どんどん使う」という風にはできていない、と思う。


で体はまだかなり元気。

そしてネットへの参画の度合いはかなり薄い。
(自分の知る限り、50後半になるとインターネットの仕組みを知る人は一気に少なくなるようだ)

一番は「社会参画(仕事)」ではないか。

まだ隠遁生活という雰囲気ではなく。
その持てるノウハウは十分に現場で役に立つ。
なにより「地頭」は優秀だ(人口が多い)。


これからどんどんITを


これまた自分の知る限り、人生のこと、戦中戦後の歴史のこと、なによりそれらを現実の世界で目の当たりにしてきた経験は、アッパー団塊とそれ以降では全然違う印象がある。


そしてデジタルでバイド。
団塊以上の世代には惜しむらくは、「ネットの恩恵」が届いていない。


yahooさん、
・助けて!アッパー団塊さん!!(仕事の依頼やボランティア)
・これから参戦!インターネット。とか


今すぐ利用できて、仕事につながったり、これまでの経験が生かされ、広がっていくようなネットの使い方とか、そんなコンテンツにできないだろうか。


シニアのポータルサイトになるには「コンテンツの結びつけ」や「ネットの無限にも広がるような可能性」が肝心だと思うのだが。

シニアとネットの結びつきは今の若手の世代の何倍もの「知」をネット上に生むと確信する。