藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次の日の過ごし方。


二十代までの若いころは「夜更かしそのもの」が楽しみだったような記憶があるのは気のせいか。
「明日は予定があるから早く寝ようっと」なんて辛気臭いことなどするはずもなく。


つねに後悔は翌朝に先送りしていたものだ。
それが青春。(意味不明)


で、だんだん年を経ると人間が狡猾になる。
ムリしないようにする、とか。
ほどほどに、とか。


「明日」を気遣う。
で、年を経るにつれ、明らかにアル中傾向が強いので、今度は「夜更かしの魅力」でなく酒に飲まれること、との闘いを繰り広げる。(嘆)
なんと愚か。


で「翌朝の後悔」は少しも変わらぬ。(哀)

人生五勝五敗。


そんな愚かしい日常でも、ダテに年は重ねていない。
て何か。


足掻く。
もがく。


人生の悪あがき。
あがき、もがき、悶えつつも、何とかする。
そんなことを続ける。
諦めない。


そうすると、どうしたことか、たまに勝つ。
そして勝利の味を覚える。
夜に、酔った頭で「ハレ?今日は少し早く寝られるかも」と一瞬閃いた時に、勢いをつけ。
一気に歯磨きしてダッシュでペットへ。
なに、もともとかなり飲んでいるから、すぐに寝る。
「……」
明け方、ふと目が醒め。
「うう」
片目で時計を確認。
「四時半!」
ラッキーである。


もう十分ほどは布団の中でグズグズしながら、ノソノソ這い出す。
でもまだ四時四十五分。
ブログ書いて、ネットしてもまだ五時台。
シャワーに入り、コーヒー淹れてもまだ六時前。


i-Tuneでポッドキャストのネタ探ししたり、音楽を編集したり。
たっぷり読書も一時間。
指の練習も一時間。


それから出勤と。


この日は自分の勝ち。
ギリギリまで目覚めない日は負け。


ここ一年、そんな日が続いている。
勝率はまだ四勝六敗か。


これを何とか五勝五敗。
ゆくゆくは六勝四敗へ。


これで人生勝ち越し。
昨年、一昨年の連休を前に、そんなことを思い出した。
こんなのもブログの効用である。