- 作者: トーマスマーク,トムマイルズ,ロバータゲイリー,小野ひとみ,古屋晋一
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 大型本
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若いころに、身体の心配をすることはなかった。
「体のこと」が気になりだしたのはここ最近。
思えばそれまでは「空気のよう」に健康で有難い存在だったのだ。
そういうことは、思い返せば色んなところにある。
それまでは親の有難み、など感じたことがなかった子供、というのはよくあることだし。
恩師や友人の温かみが、なくなってみて初めて感じられた、というのは珍しい話ではない。
さて。
「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」。
この本で、身体の構造、骨と筋肉のこと、呼吸との関係、痛みや故障のこと、など目からウロコの解説があるのだが。
その中で特に気になったのが「股関節」。
自分は特に、あまり体の柔軟なタイプではなく。
それでも四十になるくらいまではそれほど不自由もなかった。
「体側のストレッチ」が必要ではないか、と感じたのはここ数年のことである。
そして。
ストレッチを徐々にするうち。
太ももの筋肉とかはだんだん延びてくるのだけれど。
気になるのは「股関節」なんである。
そこでこれ。
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以前も
- 作者: 小田伸午
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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ここ数日で「股割り」を試し、辛いけれど内腿の筋を伸ばすと、それが即座に日常の歩行とか、動作に影響するように思う。
先の本にもあったように、現代人にとって この股関節の使い方、というのは何かのキーではないか、と思うのだ。
ナンバ歩き、に象徴される、普段の歩行も股関節の影響が大きい。
実際、普通に歩いていても、この股関節が「右、左」とリードしてゆく感覚は快適でもある。
まだ自分の股関節は100度くらいしか開脚できぬ状態だけれども、それでも少しずつ緩めて、柔軟してゆくと日々「体全体が柔軟に」感じ、老化しないような感覚がある。
「ストレッチと若返り」についてはいずれ考えたいが、ともかく柔軟運動とか股割り、ということがずい分と日常生活にも関係する、ということが分かってきたのがこの四十半ばなんである。
年の功、てこういうことか。