藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

生活の見直しについて


食事とかダイエットとか、基礎代謝とか運動とか、仕事の生活習慣とか、サプリメントとか。
そんなこと「全部」に知悉していて、しかも相談側の意に沿うような方向にアドバイスしてくれるそんな「トータルアドバイザー」がいればいいのに、と思ったのにはわけがありました。


もう十年以上も「健康シューズ」といわれる片方1.5キログラムある安全靴みたいなものを履いていて。
で、ここ二年くらい、左腰あたりに違和感があり(肩も腰も全部左側に異常が出る)、最近は朝の寝起きにかなり痛みが強くなっていたのだけれど。
で何件か「整骨院」とか「マッサージ・整体」のお店などに当たっていたのだけれど、これがなかなかマッチしなかった…
施術してくれる人により、力の加減やツボの感覚、はたまた「痛みの原因についての考察」などがマチマチで、中には妙に痛かったり、どうも「痒いところ」に手が届かなかったり、またやたら手荒くてちょっと怖い思いをしたりで、なかなか「相性のいい相手」はいないものだなぁ、と悲嘆していたのだが、近所にたまたまいいお店を見つけたのがことの始まり。


そのトレーナー氏、私のの体の悪い(痛む)部分をピタリと当て、さらに普段している運動やストレッチ、仕事の様子や履いている靴に、歩き方など、実に的確に質問と回答があったのである。
そこで一言「実は入口に脱いだ重い靴、が原因かと思います」といわれて驚く。
また「その重い靴のせいで、足を上げるために体が常に後継しています」と言われて二度びっくり。
少し前、武道家の先輩から「直立している時、5度ほど後ろに体が沿っているね」と言われていたのである。
その時には「前かがみの猫背よりはよいだろう」くらいにしか思っていなかったのだが。

思いこみに反省。


で何の話か、ということですが、「ダイエットシューズを履く」とか「糖分を摂らない」とか、各種サプリメントを飲む、とか何だか生活習慣的にいろいろと身についてしまっていることは多いのだけれど。
特に自分の場合は割合しつこくて、一度そういう何かをやり始めると、よほどの「次の理由」がないと止めないので、何かを「生活に取り込む」時にはよほど検討しないとよくないなぁ、ということを改めて反省したのである。


特に年齢のことを考えると、これからますます「○○健康法」とか「●●式野菜スープ」とかますます気になりだして、その都度いろんなことに毎日の「一定時間」を費やしてしまうことになるだろう。
さらにもうちょっと広義には、日常の仕事とか、趣味とか、空き時間の使い方も、一度「その動機」にまで遡って真剣に考えてみないと、実はかなり「意味の薄いテーマ」に時間を使っているのかもしれない、と不安になり始めた次第。(汗)


朝読む日経新聞は本当にそれでいいのか?とか
空き時間に外国語の勉強をするのはそれでいいのか?とか
それは英語なの、中国語なの、スペイン語なの?とか
今読んでいる本は、それでいいの?とか
今の趣味は大丈夫か?とか
今住んでいるところはそこでいいの?とか




そりゃもういろいろと反省の嵐になりそうだけど、はずみでいろいろと始めてみるものの、少し慎重に考えなければ、と思う。
だって近ごろ、お店からワインスクールに誘われていたので、ちょっと乗り気になりかけていたところだから。