藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

趣味の合う先輩たち。

糸井さんのサイトから、「マンガのドミノ」のリンク。

無類のマンガ好きであり、(一方で全然読まないという人がいるのはなぜだろう。割合はっきり分かれてしまう)、書店のPOPとか、店員さんのメルマガとか、マンガ大賞とか、色んなところから「面白い作品」を手に入れては読んでいる。

結局は「眼力の高い人」の推薦するマンガは面白く、その「選者の嗜好」がとてもよく表れていて面白いものである。
行きつけのお店の主人は大の仏映画・文学好き。
彼が推薦する青年漫画は、とても奥深く、人間味があって面白い。
なので「いいですよ」と教えてもらって、それをamazonで購入して読みだすときはワクワクして仕方ないのである。

さらに、書籍で言えば、もっと嗜好の程度は大きくて、「いい本だよ」と聞いて「これは!」と思う本は少ない。
ウェブ進化論などは進呈してくれた友人に涙する位感謝したけれど、マンガの方が書籍よりは選択がシンプルにできるのかもしれない。
この「マンガのドミノ」に紹介されているマンガの数々は、その辺りの「嗜好性の強さ」が丁度程よく、あまりにサブカルでとっつきにくい作品もなく、かといって「本命ばかり」でもない、その適度な推薦力がさすがに糸井さんのサイトなのだと思うのである。

お勧めの中には既読の作品もポツポツあり、けれど半分以上は面白そうで、こうした「案内系」の自分に合いそうなサイトに出会うのは宝物を見つけたようなものである。
この「ドミノ」に紹介されている作品を、順番に電子ブックマーケットで見つけ、立ち読みののちに購入する。
いずれはそんなサイトをみずから立ち上げるくらいになりたいものだと思う。